Isao Nishiyama

DOZONO STUDIO 作品集「BECK BOOK

DOZONO STUDIOご夫妻による2冊組の作品集『BECKBOOK』が完成。デザイン・編集を担当させていただきました。写真家・堂園博之さんとイラストレーター・堂園伸子さんがInstagramを通して発表してきた、ふたりが愛しむ白文鳥を題材とした写真と絵の作品集です。2/15(土)発売予定。書店で見つけたらぜひ手にとってみてください。

〈 仕様 〉
しあわせの 白い小鳥白文鳥ベック 写真と絵のおくりもの BECKBOOK(ベックブック)
著者:堂園博之・堂園伸子
ブックデザイン:西山勲
2冊組ホワイトケース入り6000円+税
初版 500部
2/15(土)発売-
予約購入サイトを近日公開いたしますので、皆さま応援よろしくお願い申し上げます。


WEB magazine『響 hibi-ki』

森林をテーマにしたWEBサイト『響 hibi-ki』がオープンしました。編集長は尊敬する編集者・加藤直徳さん。紙の雑誌の“多角的なおもしろさ”をぎゅっと詰め込んだ構成に、WEBならではの音や映像をはじめ、さまざまな試みを重ねていきます。知られざる“森林”の世界が、確かな手触りとともに立体的に浮かび上がるような、そんなメディアを目指します。それにしてもずらりと並んだ連載タイトルとロゴにどうしたってワクワクしてしまう。(個人的には、森に住む人の暮らしを写ルンですで撮影してもらう〈Forest Shutter 森の暮らし〉が楽しみ!)僕の役割は写真を撮ることだけど、自分の好奇心にいかに素直に反応できるかとも思っていて、そんな驚きや感動、あるいは自然の恐ろしさや厳しさまでも、まっすぐに伝えられるようなイメージ作りに挑戦したいです。山や森に関するネタも募集してます。以下の「連載」に合いそうなものがあればぜひ教えてください。(国内でも! 海外でも!!)

『響 hibi-ki』

http://hibi-ki.co.jp/REGULAR/
info@neutral-colors.com までメールください。
https://hibi-ki.co.jp


Studio Journal Knock 香港取材

香港での取材を終えて帰国します。日本と香港、たくさんの方々の力を借り、幸運にも7組のアーティストたちに出会うことができました。今の香港で彼らがどんな影響を受けながら生活し、どのように考え、リアクションを起こそうとしてるのか。アーティストだけでなく、ビジネスを営む夫婦やそこに集う人たちとも意見を交わせたことも嬉しかった。(ちょっとしたトークイベントを開いてもらったのです)何事も自分の目で見て感じねばわからぬものがあるのだなと、この旅であらためて実感できたのは一番の収穫かな。みんなとっても忙しいけど、今という時を意識し懸命に生きる香港の人たち。彼らが僕に分けてくれた時間がとてつもなく尊いものに感じます。

I am deeply grateful to the artists and people I met for giving me the opportunity to listen how they feel, think and react on the current situation in Hong Kong. Seeing is believing, I felt closer to them through my journey ( I had a chance to share the ideas with locals in the shop as well ) and that is the highlight of this journey. I feel precious about the time all the Hongkongers shared with me.


TRANSIT写真展 家族が奏でる時間

キヤノンギャラリー銀座にて12月19日(木)から開催されるTRANSIT写真展 「家族が奏でる時間」のギャラリートークとして、写真家の在本彌生さんとお話させていただくことになりました。ご都合あいましたらぜひお越しください。12月21日(土)14時より登壇いたします。在本彌生さんは、写真をはじめた時から憧れ続けた写真家のひとり。語られることのない人々の営みに光をあてる生々しくも温かい視点で捉える写真が印象的です。テーマは家族だけれど、在本さんが普段どのようにして対象にアプローチし、関係性を築かれているのか非常に興味があります。旅のこと、写真のことも含めて色んなお話ができればと思っています。


TRANSIT写真展 家族が奏でる時間

http://www.transit.ne.jp/contents/info/2019/12/post-455.php

場所: キヤノンギャラリー 銀座
住所: 東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング1F
会期: 2019年12月19(木)〜12月25日(水)
時間: 10時30分~18時30分(写真展最終日は 15時まで)
定休日: 12月22日(日)入場料: 無料

●在本彌生×西山勲 ギャラリートーク
場所: キヤノンギャラリー 銀座
住所: 東京都中央区銀座3-9-7トレランス銀座ビルディング1F
日程: 2019年12月21(土)14時~15時30分
入場料: 無料*座席のご用意はありません。入場希望の方が多い場合には人数を制限することがありますのでご了承ください。

●登壇者プロフィール
Profile:在本彌生(ありもと・やよい)東京生まれ。外資系航空会社で乗務員として勤務、乗客の勧めで写真と出会う。以降、時間と場所を問わず驚きと発見のビジョンを表現出来る写真の世界に夢中になる。美しく奇妙、クールで暖かい魅力的な被写体を求め、世界を飛び回り続けている。2006年5月よりフリーランスフォトグラファーとして活動を開始。雑誌多数、カタログ、CDジャケット、TVCM、広告、展覧会にて活動中。

西山勲(にしやま・いさお)福岡県出身の写真家・編集者・デザイナー。2013年にアーティストたちの日常生活を密着取材したビジュアル誌『Studio Journal knock』を創刊後、タイ・カリフォルニア・ポートランド・南米・ヨーロッパ・東欧・北アフリカを巡り、自身の手記と編集によりこれまで7タイトルを発表している。芸術とは何か、芸術家とはを何者かを考えながら、世界中を旅しつづけている。


写真展 “Behind The Scene of EUROPE

山口県宇部市のギャラリーGRAFTO(山本写真機店内)さんにて写真展を開催します。Issue5 EUROPEから手焼きプリント20点を展示します。お近くの方はぜひお越しください。
4/16(土)のオープニングでは「写真スライド&トークイベント」を、翌日17(日)は「写真を見せるZINE制作ワークショップ」を開催いたします。ご興味おありの方は、ぜひお申し込みください。

EXHIBITION
西山勲写真展「Behind the Scene」
会期:2016年4月16日(土)〜4月30日(土)
会場:GRAFTO (山本写真機店内)

EVENT
西山勲 写真スライド&トークイベント
日時:2016年4月16日(土)19:00〜22:00
会費:3,000円(立食パーティー代含む)
会場:GRAFTO (山本写真機店内)

写真を見せるZINE制作ワークショップ
日時:2016年4月17日(日)13:00〜15:00
会費:2,000円
定員:20名
会場:GRAFTO (山本写真機店内)

山本写真機店
〒755-0045 山口県宇部市中央町1-9-15
TEL:0836-31-5005



PHOTO EXHIBITION “とある旅の名前”

ギャルリ・キソウ企画展 『とある旅の名前 』
皮を使ったカメラグッズで人気の大阪Acru(アクリュ)に併設するギャラリー「ギャルリ・キソウ」にて、写真家の濱田英明さん、LUKETHのNoritoさんとともに写真展『とある旅の名前』を開催させていただきます。
Acru Webサイト

作家/濱田 英明 ・ NORITO ・ 西山 勲
会場/ギャルリ・キソウ
〒542-0081 大阪市中央区南船場3-7-15 北心斎橋サニービル西側B1
期間/2016年2月22日(月)〜 3月6日(日) 12:00 – 20:00(最終日のみ18:00)水曜休廊
トークイベントへご参加ご希望の方は下記へお問い合わせください。
TEL : 06-6282-5533



スタジオ・ジャーナル・ノック「ヨーロッパ」

 5冊目となるStudio Journal knockが、前号ラテンアメリカ発売から1年がかりでようやく発売日をむかえます。今号のメインとなる舞台はエーゲ海に浮かぶギリシャ・クレタ島。 海と密接に関わりながら小さなボートで生活する、ふたり組のフランス人アートデュオ「Forlane6Studio」との出会いが物語の始まりです。僕は 初めて目にした彼らの独創的な海中インスタレーションに心を奪われ、その数々の美しい作品がどのように生み出されるのか強い興味を覚えました。そしてレンヌの自宅で休暇中だというデュオのひとり、オーテンス・ル・キャルヴェを訪ねます。豊かなブルターニュの景観に抱かれて愛犬ダーウィンとともに過ごす一週間の夏休み。僕はあの美しい芸術が生まれる源流を見つけたような気分で、彼女の言葉ひとつひとつに聞き入りました。それから9ヶ月後、オーテンスから一通のメールを受け取ります。海中でのインスタレーションを取材する機会を得た僕は、あらためて彼女と再会することになりました。地中海に浮かぶ島コルシカ島の美しい自然を舞台に繰り広げられる、彼らのクリエーションに密着するなかで、衝撃的ともいえるアートが生まれる瞬間を目にすることができました。
 そのほか、パリでは若きアーティスト、シャルロット・カロン、日本でも人気の高いナタリー・レテ、スペインの港町ア・コルーニャでは、画家のヨランダ・ドルダ、ロンドンでは日本人アーティストの宮崎千絵、友人のローラ・カーリンとルーク・ベストの自宅を訪問。真冬のロシア・モスクワでは、レナ・スネギレヴァとリヤ・スブニト夫婦、イタリア北部チロル地方の山あいにある彫刻の町オルティゼーイでは双子の息子とともに彫刻家として活動するウィリー・ヴェルギナーを訪ねました。
 まだ誰も目にしたことのないものを信じること。そこに到達するまでのあまりにも不確定で、見返りのない孤独な道のり。アーティストの人生を投じたそんな生き方に僕はいつも敬意を抱きます。ゆるぎないその信念がいつしか身を結ぶ場面に立ち会ってみたい。そうした知られざる物語を共有したい。そんな思いでページを重ねてまいりました。ぜひ一度、手にとっていただけますと嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。


写真展「Behind The Scene」

今回大阪にある 「coffee books gallery iTohen」という、ちょっと変わった名前の老舗ギャラリーで写真展をさせていただけることになりました。僕がいつもお世話になっている福岡の写真スタジオ・ギャラリーalbusのオーナー、そして写真家である酒井咲帆さんがそこで写真展を開催された折にはじめて訪れて以来、大阪に行くことがあるときはよく訪ねることにしている場所です。お店の雰囲気がalbusとよく似ているので落ち着けるからかもしれません。酒井さんがalbusをオープンするにあたって、その空気というかエッセンスを参考にしたんだとおっしゃっていたのもうなずける。美味しいフレッシュレモネードが飲めるカフェが併設されていて、写真集やアートブック、いとへんに関わる作家の画集や書籍が気軽に手に取れるブックコーナーがあり、そして店の奥に凛とした雰囲気のギャラリーがある。オーナーの鰺坂さんとは酒井さんの展示ではじめてお会いして以来、僕が訪ねる度に忙しそうな手を止めてくれ、大阪の興味深いアーティストや作家さんと結びつけてくれました。アトリエ・インカーブの林智樹さん、画家の城下浩司さん、Tacoさん、イケダユーコさん、Yusaku Kuboさん、ミロコマチコさんなどなど、興味深いアーティストたちがこの場で交わり、展示をして、旅立っていく。多くの作家に愛されるこの、いとへんとういう場で展示をできる機会をいただいたことで、これまで記録として撮影してきたアーティストたちのポートレイトや、彼らが熱心に作品と向き合う姿、そして彼らに会うために旅した景色、「写ってますように…」そう念じるように撮影してきた大量の写真たちを改めてセレクトしました。それらが作品と呼べるかはともかく、いとへんに関わるアーティストや作家さん、あらゆるクリエイションを生業とされる方々、趣味として、ライフワークとして何かしらのものづくりをされる方々、様々な境遇や立場で表現と向き合う人たちに、見ていただきたいと思います。何かをつくろうとするときの孤独なあゆみを、そして何かが生まれようとするときの一寸の光をこの写真群から想起してもらえれば嬉しいです。

【写真展】1/20 wed 〜 1/31 sun
大阪のiTohenさんでStudio Journal knock 写真展を開催します。大小50点ほどのプリントを展示してます。30(土)・31(日)はトークイベントもやります。お時間あればぜひ。
http://knockmag.com/port…/photo-exhibition-behind-the-scene/

写真展“Behind The Scene”
表現と向き合うアーティストたちを訪ねるビジュアル誌「Studio Journal knock」。2年間の取材旅行で出会った、世界各地で活動する表現者たちの日常を写した写真展。

会場/大阪iTohen(イトヘン) Books Gallery Coffee
期間/1月20(水)〜31日(日)11:00-18:00(25日・26日は定休日)
トークイベント/1月30日(土)・31日(日)両日17:00-18:30(参加費 1000円)
トークイベントへご参加ご希望の方は下記へお問い合わせください。
http://www.skky.info/itohen/news/index.html

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